
課題・分析添削
この課題はステップ9までの内容をしっかり理解されてから取り組んでください。
課題内容
豪ドル米ドル(AUDUSD)もしくはダウ平均株価の波動分析を行い、TRADING VIEWで分析した波動を書き込み、月足、週足、日足、4時間足、1時間足のチャート画像を送ってください。
豪ドル米ドルを分析する場合
「シンボルの検索」で「AUDUSD」と検索すれば、複数の業者のチャートを選べますが、「FXCM」が月足のいちばん過去のチャートから表示できます。
本格的な変動相場制に変わったのが1976年という歴史的背景から、1976年以前の値動きは無視していいです。1976年1月をカウントの起点としてください。
ダウ平均株価を分析する場合
「シンボルの検索」で「DJI」と検索すれば、いちばん上に「TVC」と表示されたチャートがありますので、それを選択してください。
どちらを分析するか
分析しやすいのはダウ平均です。
もともとエリオット波動原理はダウ平均の研究から生まれたものですので、基本に忠実で分析しやすいです。
豪ドル米ドルの方が難しい動きです。
添削とアドバイスはどちらかひとつになりますので、とりあえず両方分析してみて添削希望の方をお送りください。
両方の分析を添削、アドバイスをご希望の場合、追加添削チケットをお求めください。詳細は後ほど記載します。
提出方法
波動を書き込む際、カリキュラム動画と同じように、月足の波動を赤で
その内部波動を青(紺)→黒→紫→茶と細分化していってください。
値動き(波動)の大きさによって、茶色の波動からさらに細分化が必要な場合は緑→青(水色)→灰(グレー)の波動で描画してください。
月足よりひとまわり大きな年単位の波動を示す場合は、[スタイル]→[規模]→[スーパーミレニアム]とされれば、丸囲みの大きな文字(ラベル)になって月足の波動と区別できます。
そのうえで、各時間軸のチャート画像をお送りください。
チャート画像の範囲(横軸の縮尺)ですが、各時間軸で現在形成中の波動のひつつ前の波動の始点からのカウントが分かるようにしてください。(提出例のチャート参照)
TRADING VIEWのチャート右上のカメラマークをクリックして「リンクをコピー」で表示されているチャート画像のURLがコピーされますので、ChatworkからそのURLをご連絡ください。
また、分析したうえで聞きたいことなどあれば書いておいてください。
提出例
(サンプルとしてドル円のチャートです)
月足
https://www.tradingview.com/x/dniuEI6E/
週足
https://www.tradingview.com/x/F54DcAHI/
日足
https://www.tradingview.com/x/VFBYXy67/
4時間足
https://www.tradingview.com/x/CjyFFgg5/
1時間足
https://www.tradingview.com/x/g0JUw9yw/
提出された分析を確認の上、添削とアドバイスを返信します。
分析内容を細かく確認するため、返信に2~3日程度かかる場合がありますのでご了承ください。
また、僕の分析も公開しますので参考にしてください。
追加添削のオプション
2つ目の分析の添削とアドバイス、およびカウント例を確認されたい場合は、追加添削チケットをご購入ください。
分析のアドバイス
「ルールやガイドラインをすべて暗記しないとダメですか?」
と聞かれることが良くありますが、現時点ですべて暗記しておく必要はありません。(もちろん、暗記できればその方がいいですが)
現段階では、ルールとガイドラインを確認しながら分析を進めていただいて問題ありません。
いったん、月足から1時間足までの分析ができたら、各波動のカウントがルール通りになっているか、内部波動のカウントは正しいか、ひとつひとつ再確認してみてください。
インパルス3波があきらかに一番小さい
インパルスとカウントしているのに3波内部がインパルスにならない
インパルス5波内部がジグザグになっている
フラットC波内部がジグザグになっている
トライアングル内部がダイアゴナルになっている
といったようなカウントの間違い、矛盾がないかをチェックしてください。
ルールを満たしていれば、ガイドラインから外れることは問題ありません。
むしろ、すべてガイドライン通りになることはほとんどありません。
たとえば
インパルス2波のオーソドックスな比率は1波の0.5~0.618の大きさになりやすい
となっていますが、0.382にも満たない小さな動きの場合もあります。
拡大フラットB波はA波の1.236または1.382になりやすい
となっていますが、B波がA波の2倍を超える大きな動きであっても、フラットB波であることを否定することにはなりません。
仮にガイドラインを大きく超える動きであっても、内部波動が修正波というルールを満たしているなら、フラットB波としてカウントできます。
ルールは必ず守られていなければならないことですが
ガイドラインは絶対に当てはまらなければならないワケではないので、あまり縛られすぎず柔軟に考えることが重要です。
波動の階層について
いちばん大きな月足を分析する際、どの値動きを月足レベルの波動と捉えればいいのか?「波動のサイズ感」で悩まれる場合が多いです。
月足でみて、5波動の推進波がカウントできる、さらにその内部波動もある程度カウントできる(インパルスなら3波内部のインパルスが確認出来る)くらいの値動きを「月足レベルの波動」として捉えてください。
月足から順番に細分化されていくことが重要なわけで、波動の色分け自体は特に重要ではないので、あまり難しく考える必要はありません。